聖路加国際病院での【無痛分娩】出産レポ

無痛分娩

少し前のお話になりますが、聖路加国際病院での【無痛分娩】出産レポをまとめたいと思います。

(2020年、コロナ緊急事態宣言発令中のお話です)

結果からお伝えすると、私は聖路加国際病院で無痛分娩を選択して大正解だったと思います。

このブログがこれから【無痛分娩】での出産を考えている方の参考になれば幸いです!

さて、時はさかのぼることること2020年2月。

徐々に日本でも感染者が増え、3月には妊婦検診の夫の同伴不可、2週間ごとの検診が3週間ごとになったり、両親教室・無痛分娩教室が中止になったりと、かなり影響を受けていました。

他病院は夫の立ち合い出産が相次いで不可になるなか、聖路加国際病院は緊急事態宣言発令中でも分娩時の夫の立ち合いは可能とのことでした。

(もちろん、発熱等あった場合は立ち合い不可)

予定日4日前の妊婦検診では子宮口も閉じているし【まだ生まれなさそうだね】とお医者様に言われたこともあり、のんびり過ごそうと予定日前日の夜に夫とスペイン料理屋さんへディナーに行きました。

お腹いっぱい食べた後、いつもより多めに歩いてその夜は就寝。

さて、予定日の朝。

ここからは時系列でまとめました。

10:00 

何の兆候もなく、のんびりと朝食を食べる

10:40 

お手洗いに行き、夫と散歩でも行こうか、と思っていたら突然お腹に味わったことのないような痛みが!

陣痛アプリで測ってみると7-4分間隔の陣痛 

この時点で立っておられないほどの激痛、話すのもやっとこさの状況

11:30 

陣痛の感覚が狭くなるばかりなので、病院へ電話しそのまま病院へGO!

12:00 

登録していた陣痛タクシーが到着 

【kmMyTaxi】さん とても対応が早く、すぐ来てくれましたm(__)m

12:30 

病院到着、内診したら破水しており、そのままLDRへ直行し病院着に着替えてベットで待機。

食後3時間は麻酔ダメなため麻酔が打てるまで30分待つその間にGBSの点滴入れる

陣痛の間隔は4分間

13:30

やっとこさ麻酔開始。麻酔の処置の時は夫が一時退出。

麻酔入れてすぐ痛みが無くなるが、生唾と吐き気に襲われる。

大きなゲップをしたら吐き気がおさまりました(笑)

ここからは痛みが全く無いので音楽聞いたり夫と話したり、本を読んで過ごす。

この時点で子宮口4センチ、赤ちゃんの心拍は順調。

17:00 

麻酔が効かなくなり、痛みが再来。

もう一度カテーテル入れ直し、楽になる。

赤ちゃんが左側に寄っているようで、助産師さんに中央に来るように動かしてもらう。

18:00

栄養満点そうな和食の夜ご飯が運ばれてくるが、麻酔を打っている為食べれないから夫が完食。

この時点で子宮口8センチ。

21:00 

どんどん麻酔が効かなくなり、お腹にかなりの激痛。

いきみたい感覚を呼吸で逃すが、これがかなり難しい(笑)

夫にテニスボールでお尻を押さえてもらい、座った体勢で夫の背中に持たれながらいきみ逃す。

この時点で子宮口9.5センチ、赤ちゃんはしっかりと中央に来てくれる

23:00 

痛みに耐えられなくなり3度目の麻酔を頼む。

お医者さんはあと40分くらいで生まれるよと言われるが、痛みに耐えられないから麻酔をお願いする。

陣痛が弱いため促進剤を打ち始める同意書を書く。

23:30 

3回目のカテーテルを入れる。

一気に楽になるが、震えと吐き気、ゲップをしたら吐き気がおさまる。

まだ子宮口9.5センチ、先生3人で内診。

強い陣痛のときにいきむ練習。

いきんだら指に赤ちゃんの頭触れる程度。

24:00

子宮口全開、やっといきめるように!

お腹のモニターを見つつ、助産師さんの声がけに従い、陣痛がくるタイミングを見ていきむ。

頭が見え始めるが、麻酔のおかげで痛み全くなし。

25:05 

最後に6回ほど全力でいきんでドゥルンと生まれる。 

会陰切開3センチ程。

カンガルーケア 

赤ちゃん胸へ抱いたり、夫と3人でLDRで2時間ほど過ごす

胎盤の処理や縫合など処置してもらって、トイレに行く練習をするが、これがまた恐怖(笑)

27:00ころには足の感覚が完全に戻る 

飲めた飲み物:ポカリ、お茶

以上、ざっと流れを書いてみました。

分娩時間は14:52、初産では平均的な時間らしいです。

日本での【無痛分娩】はまだ扱っている病院も少なく、様々な意見があります。

妊娠が発覚し無痛分娩を考えた際に、起こりうるリスクについてかなり調べました。

その結果、麻酔科医が24時間常駐、万が一に備えLDR全部屋に蘇生器具が常備、新生児のケアも万全な聖路加国際病院を選択しました。

カテーテルを3度も入れ直してもらいかなりの痛みも味わいましたが、赤ちゃんが生まれる瞬間は冷静になれ、しっかりと【その瞬間】を夫と味わうことができました。

また、コロナの影響で立ち合い出産が難しい病院がほとんどな状況下で聖路加国際病院は立ち合いOKだったので、夫婦ともに忘れられない瞬間となりました。

お医者さんをはじめ、看護師さんや助産師さんもとても優しい方ばかりで聖路加国際病院を選択して私は本当に良かったです。

これから出産を控えられている方の参考になりますと幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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